Googleサジェスト&関連キーワード削除申請方法
Googleサジェスト削除の申請方法① Googleへのサジェスト削除申請は、サジェストが表示された右下の「不適切な…[続きを読む]
弊社に依頼が多い案件の一つとして、「Googleサジェスト対策」というものがあるので、こちらに関して解説いたします。
目次
Google検索ヘルプページで、Googleサジェストが表示される仕組みは解説されています。
・他のユーザーが過去にそのキーワードを検索した頻度など、複数の要因に基づいています。
・ウェブ上のさまざまな情報を反映するよう設計されています。そのため、さまざまな人気トピックに関する検索候補が表示される場合があります。参考外部サイト:Google検索ヘルプ「オートコンプリートの仕組み」
このことからも、検索ユーザーが過去にそのキーワードを検索した頻度(ボリューム)が影響していることがわかります。
仮に、ホテルが食中毒事件を犯した企業の検索ボリュームの推移が上記のようなグラフを描いたとします。
普段、事件が起きる前の検索ボリュームを平均検索とします。しかし、テレビやインターネットニュースで報道がなされると、一気に検索ボリュームが増えます。
もちろん多くの人は事件の詳細を知りたいので、事件を犯した「ホテル名」単体で検索するよりも「ホテル名+食中毒」と検索します。その結果として検索ボリュームが一気に増えます。
検索ボリュームがピークに達するワードが一個しかなかった場合。その後、平均検索に特徴的な検索ボリュームの変更が起きない限り、ピークを記録したサジェストが表示が継続される可能性が高いです。
(今回の場合だと「食中毒」が表示されます。)
また、一度サジェスト表示されてしまうと、サジェスト上クリックされる可能性があり、サジェストワードの検索するユーザーが0になることはないと考えたほうがよいです。
事件が起きてから、2週間程度で出現します。
毎日変動するYahooと違い、Googleサジェストは毎日変動しません。弊社のサジェスト監視ツールでログをみているとわかりますが、2週間~3週間で変動、更新していることがわかります。
ただし、リアルタイム性も重視しており、ニュースで話題になっているワードは数日後に表示されることがあります。
つまり、大幅な入れ替え自体は2~3週間であるが、ニュース性のあるサジェストは短期間でも出す仕様になっていると考えた方がよさそうです。
※「号泣県議」がニュースで話題になった場合は、報道後5日程度で出現。
ホテル側が、食中毒やノロといった問題を起こした後、衛生上の対策をしたとしても、「ホテル名+食中毒」とサジェスト表示され続ける可能性があることを忘れてはいけません。
実際の営業改善とデジタルマーケティング上の改善は連動しないのが厄介な所です。
どんなに衛生上改善されたとしても、「食中毒事件」をおこしたホテルと検索ユーザーに認識され続ける可能性があるのです。
これらは、デジタルタトゥーとも言われ、一度表示されてしまったネガティブワードはなかなか非表示にならないのです。
さて、ここから本題にはいるのですが、「会社名」+ネガティブサジェストが表示された場合、一般的にどのような対策がかんがえられるのでしょうか?
具体例で考えてみましょう。「会社名+評判」というサジェストはよく出るサジェストワードの一つです。
しかし、検索ワード「会社名+評判」で検索をされると、ネガティブな口コミサイトが検索結果に出てくるので、「会社名+評判」が出ないようにしたいと考えるケースです。
そこで、対策方法は3つあります。
1つ目は、Google公式の削除申請フォームを利用して、削除依頼することです。
ネガティブなサジェストワードは、Googleのオートコンプリートポリシーに基づき、削除申請に応じています。
但し、表示されたくないから、事実と異なる印象を持たれるから、という理由だけでは削除に応じないようです。
下記のページを参考に削除申請をまず出してみましょう。ただ、1回はじかれてしまうと、再申請には厳しいので、申請を本当に出すべきか、出す場合は申請理由をしっかりと検討した上で申請するとよいでしょう。
2つ目は、「企業名」+「評判」という検索をしても、良い結果がでるように対策をすることです。
”評判”自体はネガティブワードではありません。なぜなら、良い評判もあるわけですから、「会社名」+「評判」で検索してもらって、よい評判を検索ユーザーが目にするのであれば、企業のブランド価値を向上させることが可能です。
しかし、一部の事実に基づかない記事が、「会社名+評判」の検索結果に表示されるとします。その場合は、この事実無根の記事が検索ユーザーの目に触れてほしくないと考えるのが自然です。
これは、「企業名」+「評判」と検索した時に、
のであれば、「評判」とサジェスト表示されること自体は、むしろ良いことだと言えます。。
「悪評」のサイトが出て困る場合は、事実無根の記事がでるのであれば、弁護士を介して削除申請をします。
しかし、あいまいに書かれた誹謗中傷記事は名誉毀損とは言い難く削除されないケースもあるでしょう。
その場合は、多くのポジティブサイトを上位表示させて、ネガティブサイトをTOPページから追い出す方法もあります。
ただ、この対策手法は、効果が高い一方、時間とコストがかかる、難易度が高いという問題があります。
2つ目は、「評判」というワード自体がサジェスト非表示にする手法です。対策手法1の削除申請が通らなかった場合、検索エンジンの仕組みを理解して対応します。
原因と対策を、検索エンジンの仕組みを考えて対策していきます。
例えば、他のサジェストワードを強くすることで、「評判」というサジェストワード自体を非表示にします。
サジェストがなぜ非表示されるのか、「サジェストの仕組み」を理解して、よいサジェストが出るように対策し、ネガティブなサジェストが出ないように対策します。
サジェスト順位が非表示になるだけでも、クリック率は大いにさがりますので、現実的には非表示の対策をする方が、効率的であるといえるでしょう。
3つ目は、「評判」というワード自体がサジェスト非表示にする手法です。対策手法1の削除申請が通らなかった場合、検索エンジンの仕組みを理解して対応します。
原因と対策を、検索エンジンの仕組みを考えて対策していきます。
例えば、他のサジェストワードを強くすることで、「評判」というサジェストワード自体を非表示にします。
サジェストがなぜ非表示されるのか、「サジェストの仕組み」を理解して、よいサジェストが出るように対策し、ネガティブなサジェストが出ないように対策します。
サジェスト順位が非表示になるだけでも、クリック率は大いにさがりますので、現実的には非表示の対策をする方が、効率的であるといえるでしょう。
当社でも非表示にするサービスを提供していますので、ぜひ、一度ご相談ください。
Googleは、大量のIPなどによる検索ボリューム(多くのユーザーから検索される)を見ていると書きました。同時に、Googleのサジェストは、Yahooと違い、地域によって表示されるサジェストが違います。
IPによって、どこから検索されている検索ボリュームなのかみており、大阪には大阪に適したサジェスト表示をしてくれます。
特に、「携帯ショップ」や「焼肉店」など、地域性を強めたほうがよいとされる検索ワードに対しては、サジェストもそれにあわせて、最適なサジェストは地域にあわせて表示させています。
当社に一度ご相談ください。サジェスト対策は、経験が重要です。なぜ表示されたのか?どうすれば非表示になるか分析した上で適切な対応を致します。